【心の栄養補給の日】
好きなものに触れることでしか
接種できない栄養がある
そんな日
今日は朝から映画へ
パリタクシー
予告を見ていたので
鑑賞前は
マダムとタクシードライバーの
パリの街中での
ほんわかヒューマンストーリー
かと思っていたら
めちゃくちゃメッセージ性が強くて
いい意味で内容に裏切られた
そして心打たれる内容で
思わず涙した
私のようにまだこの年齢で
人生の多くが未完成の人間が観て
あれだけ感動するのだから
ある程度人生を謳歌した
日本の紳士淑女達がみたら
もっと感動することだろう
オススメです
そしてところどころ
ちゃんとパリの街中や食事なども
映されていて
より一層パリ旅行が楽しみになった
その後ミュシャ展へ
これが大当たりだった
いままでもちょこちょこ
気になる展示会に参加しては
私なりの感性で
芸術を楽しんでいたのだが
このミュシャ展は
過去最高に
目を引かれた
一つひとつの作品に
光が宿っているような
そんな美しさがあった
美術の知識が無さすぎて
何々派とか
ミュシャがどの系列に属するのか
とかは全くわからないのだが
シンプルに感動した
また商品パッケージデザインや
商品広告に
自分の作品を積極的に活用した
初めての芸術家
という説明を読んで
その点にも心惹かれた
まさにマーケティングの始祖
おそらくそれまでの時代では
絵画は絵画であり
絵画としての価値、評価しか
なかったのだろうし
絵画に込められたメッセージも
絵画としてのメッセージだったのだろう
そんななかで
他の何かの商品（お菓子や香水など）を
より多くの人の目にとまるように
多くの人が理解できるように
絵を描く
そして商品の魅力を伝える
そこに新しい価値が発生する
素晴らしい発想、取り組みだと思う
それを知れただけで
展示会に参加してよかった
休日、家でゆっくりすることも大切だが
同じぐらい
街に出て新しい体験をすることも
大切だなと
改めて感じた一日だった
好きなものに触れて
心が栄養を接種して
気持ちが豊かになる
これこそが幸せだ
今日もとてもいい一日だった
今日も一日、お疲れさまでした。
