今日という一日について

今日はどんな一日でしたか?

2023/01/11(9日目)

【ロボットがヒトに戻るカレー屋さんに出会った日】

 

今日のお昼は初訪問のカレー屋さんへ

 

結論

とても良いお店だった

 

まず入店

するとどこの国の方かわからない

明らかに他国の方っぽいスタッフさんが

『いらっしゃいませ!こんにちは!ナマステ!どうぞ!』

とパンパンに詰め込んだ気持ちいい挨拶と

ニッコニコの満面の笑みで迎えてくれる

 

ランチは税込み760円〜とかなり安めの価格設定

にも関わらず謎にデフォルトでスープバーがついている

ナンが焼き上がるまでスープで温まれるのはありがたい

 

カレーとナンのお味はよくあるお店の味

美味しい

 

しかし食べている最中も

出迎えてくれた店員さんが

ニッコニコの笑顔で店内を見渡している

なんなら今日は3回くらい声をかけられた

『カレー辛さ大丈夫ですか?』

『ナンおかわりいらないですか?』

『お水いいですか?』

 

ホスピタリティの塊である

マニュアルなのかもしれないが

それにしてもニッコニコで

温かい気持ちが伝わってきて

カレーの美味しさ以上の価値を感じたお店だった

 

満足して退店

 

一昔前のオモテナシしかり

接客業における日本人のホスピタリティは素晴らしい!

外国人は日本人の接客に感動する!

といった切り取り方の報道を見かけることもあるが

 

個人的には日本の接客業は

ある意味ロボットのような

企業として利益を最大化するようなマニュアルを良しとしており

その指示を忠実に実現する能力という意味では

日本人は長けている部分はあるかもしれない

という認識である

忠実性が高いということは創造性が低いということではないだろうか

そしてそれは接客業やオモテナシに限ったことではなく種族としてそういった特性を持った種族なのだと思う

 

しかし今日体験したような感情は

例えば日本でいえば

昔からあるボロボロの食堂のおばちゃんで表現されるような

人と人の付き合いの中で生まれるものであり

そこには国籍やマニュアルなどは存在しても意味の無いものとしか思えない

 

どこの国にも親切なおじちゃんや面倒見のいいおばちゃんはいるだろう

にも関わらずメディアの報道を鵜呑みにして

まるで自国民だけが世界から称賛されるような素晴らしい人間性を持っている

なんて勘違いをしないようにしたい

目の前のヒトは結局自分と同じヒトである

 

私はロボットではなくヒトなのだということを忘れそうになったら

またあのカレー屋さんにナン食べに行こうと思った

 

今日も一日、お疲れさまでした。